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宮島管絃祭

2024.07.22

旧暦の6月17日は〈宮島管絃祭〉

今年は、本日7月22日(月)にあたります。

宮島管絃祭は『日本三大船神事』のひとつ。

平清盛公が平安時代に都で行われていた“管弦の遊び”を大胆にアレンジして、宮島に持ち込んだと言われています。

宮島だけではなく、原爆が投下される年までは広島市中心地でも盛大な神事であったそうです。

現在、平和公園の原爆資料館があるあたりに、厳島大明神がお祀りされている大きなお寺がありまして…その付近や、現在の住吉神社、現在も京橋にある厳島神社など…

橋が壊れ落ちると言われるほどの人が集まり(実際に壊れたこともあるそう…)

御祭神を御座船に乗っていただき、管弦を奏していたそう。

偶然なのでしょうか…。。。

原爆が投下された日(8月6日)はその管絃祭の日だったそうです。町中の人々がその夜に開催される管絃祭を楽しみに準備されて来られていたであろう、当日の朝の出来事。

その後、復興されて管絃祭は宮島では行われていますが、広島市中心地で盛り上がってる様子は見たことがありません。

広島市中心地でこのような神事が行われていたことは、実は私も昨年知りました。
まだまだ知らないことはたくさんありますね。

月曜日の私は、土日のライブで疲れてはいましたが、心地よい疲れでしたので…夕方から管絃祭へ行ってきました(*^^*)

15時頃に宮島嚴島神社をご出発されて、お戻りになられるのは深夜0時頃の神事。

21時頃に一度、宮島の長浜神社にお戻りになられるので、皆さん長浜神社前に待機します。

御座船が長浜神社を出られたら参拝者は提灯を持って商店街を歩き大元神社へ…そして嚴島神社でお帰りを待つのですが、

フェリーの最終が0時のため、宿泊しなければクライマックス参拝はできません。。。

(フェリーは特別にこの日だけ0時発が出ます。通常の最終便は22時台)

昨年は宿泊したのですが、今年は早めに帰ることに☆☆

長浜神社での祭典は幻想的で…平安の時代を想像できるような…神秘的な瞬間です(〃ω〃)

平清盛公生誕900年祭テーマソングを歌わせていただくまでは、実は〈授業の教科書に出てくる人〉と言う感じのイメージでしたが(笑)

テーマソングを歌わせていただいたことで身近に感じるとともに、その偉大さも感じます。

現代に残る嚴島神社や管絃祭など…
もちろん宮島以外にも残る物事がありますし

平清盛公だけでなく
そう言う方々はたくさんおられます。

今ある環境この世界が、長い歴史の中で多くの人々が歩まれたことによる瞬間なのだと言うことを実感できる『管絃祭』

また来年も参拝したいなと思います(^^)



写真@長浜神社での御供船の祭典
写真A二胡奏者の原田さんと参拝
写真B満月翌日のお月様と嚴島神社

2024.7.22 MON

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