2022.05.19
ある日のこと。
★女性利用者様のA様。
昼食後に、70代男性スタッフBから「歯磨きしましょう。」と声かけられると…
◎真剣な眼差しのA様
「さっき、歯磨きしたよー!」
◉スタッフB
「まだされてないようですよ〜!洗面台に行きましょうか^ ^」
◎真剣な眼差しのA様
「もう嫁にはいかんけど…そんなことせんといけんのん?」
◉スタッフB
「お嫁に行かないのなら…“うがい” だけでいいですよ!」
★男性利用者様 C様
真剣な眼差しのC様が突然に…
「すみません!」
◉スタッフB
「はい!どうされましたか」
◎真剣な眼差しC様
「今日は切腹の日だと思うのですが…」
◉スタッフB
「今日は切腹の日ではないので、お部屋でゆっくり休まれてくださいね〜!」
◎真剣な眼差しC様
「そうですか…」
とお部屋に入られました。
こちらのスタッフさんは、利用者様から人気があります。
いつもニコニコされていて、サラリとされていて、利用者様と年齢が近い事もあるかもしれませんが、信頼もされている感じを受けます。
このやりとりを、違う作業をしながら微笑ましく聞いていた私ですが…私だったらその受け答えの発想は出てこないなあ。。。
スタッフにより色々な受け答えがありますが…利用者様が不快な気持ちになられないことが大切です。
老老介護の時代と言われてますが、介護される方の心身が共にお元気であるのなら、プラスなこともあるように思います。
認知症の方は、ご自分のことを実年齢より若く思われている方が多いので(10〜40歳くらい下)年齢を重ねたスタッフのほうが、頼れる感じがあるのかもしれません。
2022.5.19 THU