2020/02/07
12月24日広島、25日福岡のライブのこと。
観に来てくださった方はご存知と思いますが、アレルギーによる咳の影響で、思うように、声が出ませんでした。
ステージの最中にも咳が出ていました。
歌っている最中には、なんとか止めることが出来てはいましたが、鼻や喉にも炎症が起きていたため、いつものような高音も出ず、、、
息を吸うと咳が出そうになるので、いつものように息を吸うことができないため、声量も少なくて…。
ライブのトークでは、20年歌ってきた中で起きた「ハプニング」や、「記憶に残る嬉しいこと」や、「辛かったこと」など…
これまで話したことないことトーク内容も、20周年である2019年ラストライブとして、初めて語りましたが、
そう言う特別な想いを持って迎えたライブは、私にとっては、辛く苦しい時間でした。
体調の不良は、わたしのライブを初めて観た方も、分かるほどでしたので、途中で、アレルギーのことも素直にお話しました。
そんな中で、『いつもは声を張って歌うので、こう言うか弱い歌い方のわたしも新鮮でしょう?』と言うような明るいトークもしました。
それは素直な気持ちでもありました。
わたしのいつもとは違うけれど…
このような歌い方をする歌手さんも居るからです。
結果、福岡のライブの後は、いつものライブ以上に、クタクタでした。
いつもと違う緊張感や、精神的な不安。
また、いつもと違う体(声帯)の使い方をしていたと思うため、疲れ果てた。と言うような感じでした。
それから、バタバタと年末年始を迎えるわけですが、そのライブに関しては、“思うほど” は落ち込みませんでした。
11月末から咳が続き、3軒の病院へ行き、多くの薬を飲み、最善は尽くしてきました。
だけど、これから先のことを思うと、不安でならない。
アレルギー反応による…と言われても、これからどうしたら良いのかと。。。
次のライブの時、もし、同じような体調になったら…
体調をコントロール出来ないとしたら…
色々なことを考えながらも、「次のライブ」となる、2月12日を迎えます。
咳はだいぶ治っていますが、100%ではありません。
たくさんの薬も、ずっと飲み続けています。
そんなふうに、これからのライブ…未来に不安を持ちながら過ごした、12月末から、1月、そして、2月。。。
その不安のなかで、ひとつだけ、感じ気付いた事があります。
12月24日.25日のライブは、たしかに[声]はベストではなかったし、もしかしたら、過去20年のライブの中で、「ワースト1」くらいに声が出てなかったかもしれない。。。
だけど、あんなにも自分の持つ個性が発揮できたライブも無いかもしれない。と感じたのです。
お客様の価値観は、十人十色なので、主観が、目の方、耳の方、感性の方、とおられる中で、ここは難しい判断(価値観)になることを、百も承知の上での話ですが、
あの日のライブほど、姫神様のオーラに包まれていたライブは無かったと。
10年以上前のころ、声帯の調子が良くなかった時期があるのですが、その頃も、ライブ後半になり声が辛くなってきたときには、いつも神様が降りて来てくださっていました。私に最後まで歌い切るパワーを降り注いでくださっていた。
また、わたしのあるオリジナル曲を歌うときには、会場を包み込むほどの神様の気配が降りてくることは、今でも、しょっちゅうあります。
ライブ本番は、「神々を感じる事が最も出来る時間」でもあるのです。
そして、12月のライブはまた少し違う感じ方をしました。
あの時の感じは、『今は』ここに綴らないことにします。
そんなふうに、色々なパターンで、神様がライブを観に来てくださることを、再確認できたライブであったことには違いありません。
だから、次のライブ…2月12日の広島ライブは、正直に言葉にすれば、不安と、期待を持っており、
私が私へのチャレンジと再確認する時間のようにも思っています。
もしも体調が万全でなくても、ステージにいる間、わたしが精神的に自分に負ける事はないでしょう。
だけど、ステージを降りてから、とても考えると思う。これから先のこと。
ここ数年。。。
昨年から更に。。。
そして、12月のライブから、より深く。
わたしは、わたしの音楽の[活動]のことと、向き合っています。
2020.2.07 FRI