3月11日…
わたしは、まだ、東京生活中で、あのときは、新宿におりました。
今日は、お世話になっている方から、東京の某ホテル様とのご縁をいただき、その日のお話を聞かせていただきました。
そちらのホテル様は、すべてを開放し、1万人様を受け入れられたそうです。
喧嘩が起きたりしないか…問題がないか、夜中見回りながらだったそうですが、朝になると、皆様、ホテルの貸し出した毛布をたたみ、ゴミを一箇所へ集められていたそうです。
後日、宿泊費と礼状が届いた方も、数名おられたそうです。
あの日は、まだ、寒くて…、ホテルや施設にひとが溢れ、皆様、地べたに座られて、一晩過ごす場所を作られていました。
わたしのお知り合い方も、5.6時間歩いて帰られた方が、たくさんおられました。
わたしは地震のとき、近くにいた知り合いの女の子が宮城の出身で、携帯のテレビから津波で流される地元を見て、号泣していました。わたしは、その彼女と一晩一緒にいました。
あの日から半年、わたしは東京生活を送りましたが、毎日、何度も起きる余震が怖くて…、街は暗く、商品の少ないお店に、不安がいっぱいでした。
関東で出会ったお友達から、広島に帰ったほうがよいよ。と、言ってくれましたし、広島出身のお知り合いで、すぐに引越したひともいました。
今回、仙台で歌わせていただくご縁を、とても嬉しく感じました。
まだまだ、勉強中であり、知名度も低いわたしに、御声をかけてくださり、こころが、とても静かになりました。
わたしの母は、福島の出身です。
わたしは、宮城へ訪れたことはなく、今回初めてとなります。
町の様子は、把握できておりません。
ただ、想像のできないほどの、哀しみや苦しみが溢れたこととと思います。
出演が決まり、わたしは禁酒をいたしました。アルコールを飲むことを、いけないこととは思っていません。
“ わたし ” が、仙台で、歌わせていただく。。。
そのことが、わたしには、とても、大きなことでした。
不思議に、わたしの周りの方に、禁酒を反対される方が複数おられます。
間違いか間違いでないか…そのようなことではないと思いますし、皆様価値観は違いますので、それでよいと思うのです。
ただ、その御言葉から、わたしは、たくさんご縁をいただきながら生きて、日々、たくさんの方とお会いする時間を、たくさんいただき、愛されながら、生活しているのだと受け止めました。
たくさんの方々に支えられ、わたしが在ること。。。
とても大切なこと。。。
今日、東京の某ホテル様とご縁をくださった方は、そのお話を聞きながら、涙ぐまれておりました。
某ホテル様は、お帰りのとき、『 わたしのホテルにライブスペースがあります。』と、お名刺をいただきました。
お部屋に帰り、ネットで検索すると…
１０００名規模のライブスペース！！！！！
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そのような規模に見合うわたしである未来は、やってくるの分かりませんが…。いただいた御縁と御言葉を、ありがたく嬉しく思いました。
わたしは、来週のライブ、28日の日曜日のライブ、そして、仙台のライブ…、自分にできることを、しっかり見つめて、大切に過ごしてゆきます。
