2011/04/17

ずっと、レコーデイングに集中して来たので、なかなかボルテージが落ち着かず・・・その時間を思い出しただけで、胸の中が熱くなります。


皆様の、音と向き合われている感覚を感じたり、ひとつの曲が造られ、生まれていく瞬間は、感動のひとときでした。

前回のレコーデイングは、ものすごく必死で、終了した時に号泣したことを覚えています。

今回は、歌録りが楽しくて楽しくて・・・この時間が終わってほしくない、ずっと歌っていたい!そう思いました。



このレコーデイングは、3月の3週目に行われる予定でした。

11日に震災があり、延期・・・
中止の文字さえ頭をよぎりました。
東北の方々の悲しみ、そして、これからどうなっていくか分からない状況の中、私の中にも悲しみがあり、不安や迷いがうまれ、改めて、自分の心と向き合いました。

そして、心静かに、自分の気持ちが理解出来た上で、その正直な気持ち全てを、プロデューサーの鈴木明男氏にお伝えしました。

こんな時だから、音楽をやろう。
みんな居るから、大丈夫。

そんな、温かい言葉を頂きました。



2006年に「時空のおくりもの〜1200年弥山」を歌わせて頂くようになってから、ずっと、自分の中で、歌う事の在り方は変わっていません。

1200年燃え続けた消えずの火が、1200年後も祈りの火として燃え続けていてくれますように。。。





☆コメ☆